統合的なリソース使用率の測定はtopコマンドやvmstatコマンドで行います。
まずはtopコマンドから。

<<書式>>
top [オプション]

オプション説明
d 秒スクリーンの更新間隔。
p PID指定のプロセスIDのみの監視。20個まで指定できる。
cコマンド名だけでなく、コマンドラインを表示する。デフォルトはこの動作となっている。
n 回繰り返し回数。この回数だけ表示を更新して終了する。
bバッチモード。出力をtopから他のプログラムに送るときに指定する。

表1-1 topコマンドの主なオプション



topコマンドを実行すると以下のような表示が1秒間隔で更新され続けます。終了するには「Q」キーです。

[lpic2@dti-vps-srv]$ top
top - 15:57:47 up 24 days,  7:06,  2 users,  load average: 0.00, 0.00, 0.00
Tasks:  28 total,   1 running,  27 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
Cpu(s):  0.0%us,  0.0%sy,  0.0%ni,100.0%id,  0.0%wa,  0.0%hi,  0.0%si,  0.0%st
Mem:    524288k total,    81880k used,   442408k free,        0k buffers
Swap:   524288k total,    20808k used,   503480k free,    55900k cached

  PID USER      PR  NI  VIRT  RES  SHR S %CPU %MEM    TIME+  COMMAND
25164 mysql     20   0  124m 5832 4716 S  0.3  1.1   4:55.93 mysqld
    1 root      20   0  2896  744  680 S  0.0  0.1   0:00.07 init
(以下、略)

結果1: topコマンド実行した結果



次回にtopコマンドで表示された内容を見ていきます。